人が他人を蔑むようになってしまう原理(なぜアンチになってしまうのか)

今回はちょっと留学・旅行情報とは変わってしまいますが、日常生活の中(もちろん留学中も含まれますよ!)に他人を蔑んでしまいアンチになってしまうのかについて自分なりの意見を書いていきたいと思います。

なぜこの記事を書くことに決めたのか

僕の友人に、匿名の質問箱でアンチコメントを受けてしまっていた人がいたことがきっかけです。僕自身も同じ匿名の質問箱でアンチ対処に追われていた時期があり、自分は辛い時間を過ごしていました。僕はその友人のためにこの記事を書いているわけではありません。アンチコメントをしている人がもしこの記事を閲覧してくださっていたとして、この記事を読み終わる頃には少しでもご自身の考え方のすみに僕の考えを置いておいていただけるように精一杯書いていきます。

なぜ他人を傷つけたくなるのか。

他人を傷つけたくなる理由は、「その人を羨ましいと感じるから」です。もしも、「いや、違うもん!」って思っても今の所は「もしかして、俺(私)はあの子のこと羨ましいって思ってるのかな?」って思っておいてください。

その羨ましさはどこからくるものでしょうか。「毎回のインスタの投稿が人気、映えてる」「クラスでいっつも誰かと楽しそうに会話してる。」「あの子は勉強できるなぁ」いろんな理由が考えられますよね。「あの子みたいに〜ができるようになりたい!」って思ったその瞬間がアンチのきっかけにもなりうるのです。

そこで、アンチはその子をどうにかして自分と同じレベルまで引きおろそうと考えるのです。現に、自分もアンチになりかけたことがありました。その友達と自分の間には努力でも到底埋らなさそうな差があると感じてしまったのです。でも当時の僕は努力をしてみようという結論に落ち着きました。だから、アンチをしてしまっているという方はまず努力をしてみてください。僕は努力をして何かを達成、克服している途中の人が一番かっこいいと思っていますし、常に何かにチャレンジする姿勢を保とうとしています。そうすれば絶対にあなたはアンチコメントを送っていちいちその子の反応を確認する必要はなくなるどころか、今よりも何億倍も輝けます。
もう一つ、アンチをしてしまっている方に言いたいことがあります。全然理論的なことでもなんでもないで、興味がなかったらこの記事を閉じてしまって構いません。

言いたいこととは、アンチコメントを送られた当人の気持ちです。自分も含めて、表面上は「大丈夫、大丈夫!あんなの気にしてないから。ネットでしか強いこと言えない人の意見なんてどうでもいいぜ!」って周りの人に思わせたいし、自分がそう思っていると信じたいんです。でも僕は今、この記事を書いている途中ですが、あの時のことを思い出すと涙が出てきそうです。まずはじめに「どこにいるかもわからない誰か、もしかしたら僕の隣に座ってる子、僕といっつも笑いながら話してるあの子が自分にこんなこと思ってるんだ」と自覚します。そして「自分が他人を不快にさせてしまっている行為をしてるんだったらやめたい」と自分を問いただします。でもそんなときに限ってアンチコメントには自分に心当たりがないことや、抽象的な内容が書かれていたりするんです。だから余計に自分を追い詰めてしまう。その後、無意識のうちに自分の行動に注意を払うようになります。だから行動パターンが、アンチを受ける前に比べて変わるんです。自分の場合はあまり人と話さないようになりました。もしそれをみて、影でクスクス笑っている奴らがいるとしたら許せないし、アンチを受けている友人が笑われているとしたらなおさら許せない気持ちでいっぱいです。だからやめてあげてください。こんなどこに住んでいるのかもわからない高校二年生のお願いですがやめてください。その友人も困ってないと言いつつも絶対に裏では嫌な気持ちになってると思うし、人に何か悪いこと言われて幸せになる人なんて1人もいません。

最後に今、アンチコメントで落ち込んでいるという方に向けて書きます。俺(私)は気にしてないからおせっかいはやめてと僕に言いたい方も「仕方ねぇな」と好きなだけ言っていいので読んでみてください。


あなたは絶対に1人じゃない。どこの誰が送ったのかわからない文章だけど全員が送っているわけじゃない。友人や大人に相談しても、「そんなの気にしなくてよくない?ネットでしか書けない弱いやつなんだからいいじゃん」と言われたことがあった人もいるかもしれません。でも、気にしないようにするということ自体難しいんです。だからいつも通りに生活してみてください。自分の行動を無理に変える必要もない。もし仮に自分の行動が周囲に迷惑をかけているのだら優しい友達が気づいて直接教えてくれます。絶対に。自分が続けたいと思うなら質問箱を止める必要もない。僕はあのシステムを正直この地球から追い出したいぐらい憎んでるけどね(笑)
僕は今その友人に声をかけるのも止めるかどうか悩んでいる。僕らが声をかけるたびに「気にしてない」と言わざるを得ず、ストレスになっているのかもしれないと最近思う。でも、心の中ではずっと応援している。料理得意だったり、同級生時代から優しくて。サバサバしてる時もあるけど頑張り屋さんでプライドも少しあって。だからこそアンチが許せかった。でもアンチも1人の人間。劣等感に押しつぶされそうになったことは僕もある。だからこそ、劣等感をちょうどよくかわしたりバネにしたりして今を生きていこう。劣等感は人を傷つけることもあるし、人を成長させることもできる。これが切磋琢磨。磨きあって、生きていこう。

終わりに

今回の記事はこれで終わりです。おせっかいだからやめてと思われた方。謝ります。本当にごめんんなさい。正直、この記事を書くか悩みました。もしかしたらこれが人を傷つけることもあるかもしれないと。でも書きました。1人でも多くのアンチをしている人に被害を受けてる人の気持ちをわかって欲しかったし、じつは少し落ち込んでしまっているかもしれない人に頑張りすぎず、アンチをバネにして欲しかった。最後まで読んでくださりありがとうございました。頑張りすぎない、今を全力ではなくて最低限の力で生きてけばそれで大丈夫。

Nexus Japan

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